天然の果実には、それぞれ特有の香りや甘味、酸味のバランスがあり、他に多くの種類のアミノ酸やミネラル、あるいはタンパク質、ペクチン等から派生する微量成分も複雑に混在して独特の風味を形成しています。
私共は、その美味しさについて解析し、考察・研究を重ね、ここに「果研エキス」(果実風味料)として商品化してまいりました。 数種類の有機酸に加え、クエン酸ナトリウム、酒石酸ナトリウム等の大味な緩衝剤、微妙な緩衝効果を持つアミノ酸類、微量成分を補うための果汁や発酵生産物、香料等を適宜調合して目的とする果汁の風味に迫りました。
「果研エキス」は、濃厚な果実の風味を持つ製造用原料であり、食品に少量添加することで様々な果実の風味を増幅させ、又、製品のコストダウンを計ることもできると確信いたします。